KolinでPlugin開発-4
メソッドの中身を書く-2
run
IntelliJ IDEAが自動生成したrunメソッドは次の通り。    override fun run(p0: ImageProcessor?) {
        throw UnsupportedOperationException("not implemented") //To change body of created functions use File | Settings | File Templates.
    }ここでは、単純にinvert処理を行う。Javaではシンプルに、
    ip.invert();実際にはsetupメソッドで画像の有無を確認していることから、もし画像が開いていない場合はrunメソッドまで処理が行くことはないがしたがって、kotlinで同じように
ip.invert()とするとOnly safe (?.) or non-null asserted (!!.) calls are allowed on a nullable receiver of type ImageProcessor?
とIntelliJ IDEAに怒られるため、それを回避するようにコードを記述する必要がある。
if文による確認
一番わかりやすいのは、ipがnullかどうか確認することだ。これは単純に        if(ip != null) {
            ip.invert()
        }安全呼出し
null許容型のオブジェクトのプロパティにアクセスする方法として、安全呼出し (safe calls)がある。これは、プロパティの呼出しに.ではなく、?.を使う    ip?.invert()null-safetyのSave Callsを参照
例えば、もしip1がnullだった場合、
ip1: ImageProcessor? = null
IJ.log("ip1 is " + ip1?.toString())ip1 is nullと返す。!!演算子
もう一つの方法は、NullPointerExceptionが好きな人(NPE Lovers)用らしいです。null共用型のプロパティを呼び出す際に!!.を使います。    ip!!.invert()どれを使うべきか
状況に応じて、とするべきだろう。!!演算子は、javaと同じよう挙動を示すので、kotlinを使うメリットがあまり感じられない気がする。固いのは条件文でnullかどうかを検証する方法だが、コードが長くなる。でも確実。安全呼出しはchainで使うと有用だよと書かれているが、単発の呼出しは単にnullが来てもスルーする方法にしか思えない。このあたり理解不足か。runメソッドの中身
こんな感じにしてみた。    override fun run(ip: ImageProcessor?) {
        if(ip != null) {
            IJ.log("if-check")
            ip.invert()
            imp?.updateAndDraw()
        }
        IJ.wait(1000)
        IJ.log("safe call")
        ip?.invert()
        imp?.updateAndDraw()
        IJ.wait(1000)
        IJ.log("!!")
        ip!!.invert()
        imp?.updateAndDraw()
    } 
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