Translate

2019年10月21日月曜日

ImageJのデバッグ機能

ImageJのMacro editorは普通のテキストエディタで、予約語や変数をハイライトしてくれないし、インデントも自動で設定はしてくれない。
マクロを書くならScript EditorがあるFijiを使うのが断然楽だ。だが、Fiji使いでも普通のImageJは別途入れておいた方が良い。
ImageJのMacroEditorには、Debug機能がついている。

プログラムは常にバグを含んでいる。構文ミスなどのエラーは修正が容易だが、エラーは出ずにでもなんか動作がおかしい、というバグは厄介である。
バグを修正することをデバッグというが、ImageJのMacroEditorにはその機能がある。EditorのDebugメニューから使うことができる。

  • Debug Macro ... デバッグモードに入る
  • Step ... 1行ずつ実行
  • Trace ... ゆっくり実行
  • Fast Trace ...速度をあげて実行
  • Run ... 普通に実行
  • Run to Insertion Point ... カーソル位置まで実行(カーソル位置の文は実行しない)
  • Abort ... やめる
となっている。デバッグモードになれば、変数の中身も別ウィンドウで確認することができる。

作成はFijiでDebugはImageJで、という感じで使いたい(Fijiでできれば話は早いのだが、デバッグ機能の実装が難しい、というような話を聞いた)。

0 件のコメント:

コメントを投稿